【ワシントン=今井隆】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は12日、複数の米政府当局者の話として、中国が岩礁の埋め立てを進める南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島周辺に向けて、米軍の艦船や哨戒機の派遣を検討していると報じた。

 同紙によると、カーター国防長官は、埋め立てで造成中の人工島から12カイリ(約22キロ・メートル)以内での艦船の航行や哨戒機の飛行を検討するように指示した。国際法では、海岸線から12カイリまでが領海・領空となるが、人工島を中国の領土とは認めないとの米政府の強い意思を示す狙いがあるとみられる。ただ、ホワイトハウスは派遣を承認していないという。

 一方、米空母「カール・ビンソン」は南シナ海で10日、マレーシア軍と合同訓練を行った。中国をけん制する目的があるとみられる

http://www.yomiuri.co.jp/world/20150514-OYT1T50012.html?from=tw