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フランスがロシア海軍向けに建造し、完成後、対露経済制裁の一環で引渡しが困難となっていたミストラル級強襲揚陸艦「ウラジオストク(Vladivostok)」について、中国に売却する方向で中国との間で交渉が進められていることが11日、中国紙の報道で明らかとなった。

ウラジオストクは昨年末に完成し、ロシア海軍へ最終引き渡し準備が進められていたが、ロシアのクリミア併合に伴うEUの対露経済制裁の一環で、引渡しが凍結されていた。

その後、ロシア政府は今年に入ってから既に支払った建造代金が返却されれば、契約上の違約金の請求は行わないことをフランス政府に通知すると同時に、フランス政府では、ロシアに代わる新たな艦船購入先を探すための営業活動を進めていた。

ウラジオストクの仕様はロシア海軍向けのものとなってしまっていることが、現在、フランスと中国との間で進められている艦船売却交渉でのネックとなっている模様だ。

フランスはロシアとの間で2隻のミストラル級強襲揚陸艦の建造契約を締結しているため、仮に中国への売却交渉が成立した場合には、フランスは既に完成済みの1番艦のウラジオストクに加えて、2番艦についても中国に引渡しを行うこととなる見通しとなる。

ウラジオストクと同系艦のフランス海軍の「ディズミュド(Dixmude)」は今月10日から上海に寄港しているが、この寄港についてもフランス政府による対中向け営業活動の一環だとみられている。
http://www.businessnewsline.com/news/201505112359320000.html

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