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 来日中のハリス米太平洋軍司令官は12日、東京都内の在日米大使館で記者団の取材に応じ、中国が南シナ海で岩礁を埋め立て、滑走路や港を建設していることについて「砂の城の上に主権を主張することはできない。主権は規範や国際法にのっとったものでなければならない」と批判した。

 米軍は2016年の環太平洋合同演習(リムパック)に中国軍を招待しているが、ハリス氏は「招待を取り消す権利を有する」と中国をけん制した。

 また「自衛隊はジブチ沖でも(海賊対策で)監視任務を行っている。南シナ海は公海であり、日本が適任だと判断し、活動するなら歓迎する」と述べ、南シナ海での自衛隊による警戒監視活動に期待を示した。

 日韓関係については「日韓ともに北朝鮮から深刻な脅威にさらされている。米国の二つの同盟国の関係が良好であることは重要だ」と改善を促した。

 これに先立ち、ハリス氏は首相官邸で安倍晋三首相を表敬訪問した。首相が「日米同盟を確固たるものにし、地域の平和と安定をより確かなものにしたい」と述べたのに対し、ハリス氏は「緊密に協力していくことを約束する」と応じた。
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