Nguyen_Tan_Dung

 【ハノイ時事】日本・メコン地域諸国首脳会議に出席するため、訪日しているベトナムのグエン・タン・ズン首相は3日、日本メディア各社の質問に書面で回答し、中国が人工島の造成を進める南シナ海問題について、「現状を変え、問題を複雑にする行為は自制すべきだ」と中国を間接的に批判し、日本の関与に期待感を示した。
 中国は2014年5月、西沙(英語名パラセル)諸島海域で石油試掘を強行。ベトナムで反中暴動が起き、死傷者が出た。今年も6月から境界が未画定の海域で試掘を始め、ベトナムで警戒が強まっている。ベトナムでは日本の集団的自衛権行使への期待もあり、ズン首相は「(日本の)平和と安定を維持する全ての取り組みと努力を歓迎し、支持する」と述べた。
 日本が輸出する原発建設については「双方は最善の実行計画を選定するため、緊密に協議している」と説明し、炉型などを早期決定する方針を明らかにした。両国が参加交渉を続ける環太平洋連携協定(TPP)では、日本との連携が必要と指摘。今年発足する東南アジア諸国連合(ASEAN)経済共同体(AEC)に関しては、日本にインフラ整備や人材育成での協力を求めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150703-00000083-jij-asia