テロ訓練

国会議事堂で、初めてのテロ対策訓練が行われ、警視庁の機動隊員がテロリストの制圧などを行うとともに、国会の職員と緊急時の連携を確認しました。
この訓練は、去年10月、国会議事堂の敷地に一時、男が侵入する事件が起きたことなどから、国会側の要請で行われ、警視庁の機動隊員や「衛視」と呼ばれる国会の警備担当の職員ら400人余りが参加しました。
訓練は、武器を持ったテロリストが衆議院の本館に侵入したという想定で、衛視が議事堂にいた人たちを避難させました。
そして、110番通報で駆けつけた機動隊の銃器対策部隊などが配置につき、立てこもっていたテロリスト2人が廊下に出たところで、ほぼ同時に肩を狙撃して取り押さえました。
もう1人のテロリストはベランダから爆発物が入ったリュックサックを投げて逃走を図りましたが、機動隊員が身柄を確保し、マジックハンドなどで爆発物を専用の車に積み込んで処理していました。
5日は、国会議員も訓練の視察に訪れ、大島衆議院議長は「こういう事態が起こらないよう侵入させないシステムを作ることが大事だと痛感した。訓練の分析を各党に共有してもらう必要があり、テロへの対応をしっかり勉強してもらいたい」と話していました。国会と警視庁などは、訓練の結果を踏まえて緊急時の対応をさらに検討していくことにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150705/k10010139461000.html