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 台湾では16日に4年に一度の総統選挙が行われる。現在の与党・国民党に対し、最大野党・民進党は若者を中心に支持を集めていて、優勢が伝えられている。

 今回の選挙は、現在の国民党・馬英九政権が進めてきた中国との融和政策に対する審判とされている。7年半続いた政権が、成長率や失業率の改善などの目標を達成できていない中、民進党の総統候補・蔡英文氏は、不満を抱える若者などの受け皿となっていて、最新の世論調査でも圧倒的な優勢が伝えられている。

 民進党の選挙対策本部には物販コーナーが設けられていて、蔡英文氏をアニメーションのキャラクターに見立てた商品が販売されている。

 店に来た人「蔡英文氏の温かい人柄が表れています。ほかの政治家は冷たい感じがする」

 一方、国民党の総統候補・朱立倫氏は、劣勢が伝えられる中、党の地盤の強い地域を回り、組織票固めを進めている。しかし、投票日まであと2日の状況で逆転の見込みは小さく、政権交代が確実視されている。
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